ステッカーの貼り方

貼り方の一例ですので自分の貼りやすいやり方で自己責任で作業して下さい。
当店カッティングステッカーについて
カッティングステッカーは、カラーシートを切り抜いて制作するステッカーで、ステッカーの図柄以外の部分は貼る場所の地が出るため、貼る場所の素材感をいかすことができ、仕上がりがたいへん美しいステッカーです。しかし、デザインによってはパーツが分離しており、貼り直しも不可能なため、貼り付け作業には多少のコツが必要です。以下に貼付けの一例を紹介いたします。失敗しないよう貼る場所に最適な方法で慎重に作業してください。10cm~1m以上のステッカーでも、このやり方がおススメです。大きいサイズは分割できるものに限っては切って分割して貼るとより簡単になります。

カッティングステッカーの構成
〈お客様にお届けするカッティングステッカーは図のような構成になっています〉
【アプリケーション】 ステッカーがバラバラにならないよう、一時的にステッカー本体を転写しておく透明のシートです。
【ステッカー本体】 お選びいただいた色のカラーシートをステッカーのデザイン型に切り抜いたもので、最終的に残るのはこのステッカー本体だけです。
【台紙】 普通のステッカーと同じでステッカーを乗せてある紙です。


準備
しっかり接着するためにあらかじめ貼る場所の汚れや油分をしっかり除去してください。当店のカッティングステッカーは、デザインを重視していますので、小さな文字やパーツを使用しています。小さな文字などは、接着面積が小さいため、特に下地の処理が重要になります。
車の場合、ボディのワックス、ウィンドウの油膜や撥水コーティングなども中性洗剤でよく洗い落としてください。ステッカーの糊は強力なものですが、貼りつける面に油膜などがあると、ステッカーは油膜の上に貼った状態になり、特に小さなパーツはずれたり剥がれ落ちてしまうことがありますので、ご注意下さい。
また、ステッカーは非常に薄く接着面によく馴染むため、貼る場所に小さなゴミや埃、以前貼っていたステッカーの糊などが残っているとその部分がデコボコになりますので、きれいに除去しておきます。


貼り方
作業前に貼る面の汚れや油分をよく落としてください。
また、台紙を剥がす時、ステッカーのパーツが台紙に付いてくるのを予防するために、アプリケーションフィルムの上からステッカー本体部分を指で丁寧に圧着してください。この時に、アプリケーションフィルムがたわんだりしないように注意して作業してください。
 ※台紙から剥がしづらい場合がありますが、その場合は丁寧に剥がして頂ければ問題ありませんので台紙から剥がす際に破損した場合の補償はできませんのでご理解下さい。
 ※ステッカー本体とアプリケーションの間に気泡が入ってしまっている場合がありますが
 商品の特性上問題ありません。

また、屋外作業には無風の日を選んでください。風は一番の大敵ですのでご注意下さい。

① まず位置決めを行います。
台紙、アプリケーションシートが付いたままの状態で貼り付け位置にテープで仮止めします。仮止めは3か所(ステッカーの半分程度)固定します。(最初だけは4か所固定してもかまいません)


② 台紙を切る
絵の様に固定されていない方を持ち上げて台紙から剥がして台紙のみをカットする。浮かせているステッカーを落とさない様に気を付けて下さい。ステッカーのパーツが台紙に付いてきてしまったら、ゆっくりと台紙を少しだけ戻し、付いてきた部分を指で丁寧にこすりアプリケーションに接着するようにしてください。


③ まず半分貼る

いよいよステッカーを半分貼り付けします。
剥がした部分の端を持ちヘラなどで空気が入らない様に中心から外側に向かって貼っていきます。


④ 仮止めを剥がす
 半分貼り終えたら最初の仮止めテープをすべて剥がします。


⑤ 残りの台紙を剥がす
ステッカーの端を持ち台紙を剥がします。
浮かせているステッカーを落とさない様に気を付けて下さい


⑥ 残りを貼る
剥がした部分の端を持ちヘラなどで空気が入らない様に中心から外側に向かって貼っていきます。


⑦ アプリケーションを剥がす
アプリケーションシートを剥がしますが、固定したステッカーパーツがアプリケーションに付いてこないように180°方向へ折り曲げるように慎重にめくるようにしてください。
ステッカーパーツがアプリケーション側に付いて来てしまった場合、すみやかにアプリケーションを戻しその部分をよく再圧着して、再び剥がしてください。



  最後の仕上げです。重要な作業ですので、しっかりと行ってください。

アプリケーションシートを剥がし終えたら、先に剥がした台紙をあて、ヘラなどでしっかりこすってさらに圧着してください。一見しっかりと貼り付いているように見えるステッカーも、貼りつけ直後は接着力が十分発揮されておりません。この時点でしっかりと圧着することで、接着力を高めることが出来ますので、丹念に作業してください。特に角部分とデザイン的に鋭利な部分や細かいパーツがあるものは、そこからはがれる可能性があるので、しっかり圧着してください。気温が低い日はドライヤーなどで適度に暖めると、さらにしっかり圧着できます。

気泡が入ってしまった場合でも、ほとんどの気泡は2~3日で自然に消えてしまいます。2~3日たっても消えないものもさらに1週間から1ヶ月くらいで消える場合もありますので、しばらくは様子を見てください。それでも消えない気泡は針で穴を開けて空気を追い出してください。多少跡が残る場合がありますが、目立たなくなります。

ステッカーは貼り付け作業直後に完全な接着力が得られるわけではありません。2~3日で糊が安定し、多少の気泡は自然に消えて美しく馴染みます。それまではむやみにいじらず、洗車なども避けてください。

お疲れさまでした!以上で完成です。いかがですか?ステッカーは満足いただけましたでしょうか。お手入れの際は、角、小さな文字、鋭利なパーツをめくってしまわないように注意して、固く絞ったタオルなどで、上から叩くようにして汚れを落としてください。
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